コロナ禍のSE(システムエンジニア)の転職環境
1 min read初めまして!!
最近は電車の中や、webサイトの広告など、いつでもどこでも転職に関する物を見る機会が増えてきたように感じます。
実際転職というと、めんどくさいことばかりでなかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、私の転職経験を通して、これからIT企業への転職を考えている皆さんや、
SEとして転職を考えてる方の参考になればと思います。
Contents
- なぜ転職を決意したのか
- 新米システムエンジニアの転職環境について
- どんな転職サイトを使うべきか
- まとめ
1.なぜ転職を決意したのか?
まず初めに、なぜ私が転職をするに至ったかの経緯を少しお話しさせてください。
現在私は、SESの企業でSE(システムエンジニア)としてオンプレミス環境の運用保守に1年間ほど就業しております。
システム運用保守の業務内容は主に「障害対応」、「業務改善」、「エンドユーザー様からの依頼対応」などがあるのですが、実機での作業はとてつもなく少なく、ほとんどはエクセルのコピペ作業などでした。
※これはプロジェクトごとに差があると思うので、一概にどこも同じであるとは言い切りません。
当然システムがある以上、運用保守は大切な作業だと思いますが…
運用保守の案件は基本的には長い期間での契約となるので、このままずっと運用保守でエクセルのコピペををやっていたら、技術が身に付かないと思い技術向上のため、転職を決意しました。おそらく現状のプロジェクトや職場で自分の技術力の向上と言った面で不安を抱いている方は少なくないかと思います。
2.エンジニアの転職環境について
筆者のスペックについて
さて、私についてですが社会人2年目の新米SEです。
当然技術力も大してないですし、知識もありません。
持っているものは、「気合い」「学習意欲」「若さ」「AWSクラウドプラクティショナーの資格」程度です。
そんな私ですが、転職活動については内定を5つ程いただくことができました。
エンジニアは現在人手不足??
エンジニアは現在人手不足で、今後も人手不足はより深刻化していくと考えられています。
ですが、エンジニアという言葉はかなり広い範囲を示す言葉になってしまいます。
例えば、私のようなITインフラ整備をするシステムエンジニアがいたり…AIなどを作成するエンジニアがいたり…ゲームや業務効率化のアプリを開発するエンジニアがいたり…とにかく広いですがそのほとんど全てが人手不足なので、他業種からの転職はぜひ視野に入れてほしいと思います。
詳しくは以下の記事を参照していただければと思います。
https://www.rstone-jp.com/column/200529no3/
SEからSEへの転職はかなり簡単!
実際に転職活動をしてみて思ったのですが、本当に簡単でした。
何を持ってして簡単と定義したかについてですが、SE事業をしている会社を受けた数に対して、いただいた内定の数が100%
でした。実際私は転職活動をするにあたってあまり不安はありませんでしたが、不安に駆られる必要はないように感じます。
ですが、以下は転職の際には行った方がいいかと思います。
1.スキルシートの作成
2.自分が今までのプロジェクトでどんな環境で何をしてきたか
3.なぜ転職をしたのか?もしくは何を求めて転職をしたのか
1と2については、面接で聞かれるのと、自己分析のために必要となります。
3については、面接先の企業のニーズと自分のニーズを合わせるためにもやっておいた方がいいかと思います。
せっかく頑張って転職したのにやりたいことと違う…となってしまう可能性が発生してくることが考えられるためです。
別の業種のエンジニアになるのは転職がかなり難しい??
これは私の実体験になるのですが、かなりしんどかったです。
というのも、私はSEからアプリ開発のためのプログラマーになろうとしていました。
プログラミング言語や、ソースコードを管理するためのGitなどに対しても多少の知見はあったので、
すが、SEから開発のプログラマーへの転職は、扱うものや環境が全くの別業種になるのと変わらないので転職が決まったとしても、その後自分で学習する意欲がない場合などはかなり難しいです。
結果として、今回私はまたSESの企業に転職をしたのですが、プロジェクトへ参画面接で地獄を見ました…
営業の方に「実は、SEとしてやってきたんですが開発のプログラマーがしたくって…」というお話をしたところ、
いくつか開発案件を取ってきていただいたのですが、面談で全く話が通じないことがほとんどでした。
お客様も会社としてではなく、プロジェクトとして人材を求められている方が多いため、やはり即戦力となりえる人材を求めている方がほとんどでした。
これはあくまで考察ですが、今回の私のよくなかった点としては、
「SESの会社に入って別業種の案件に携わろう」としたことでした。基本的に①「企業としてエンジニアを募集している」のと②「プロジェクトとしてエンジニアを募集している」のは全く別物だという理解が必要ですね。
3.どんな転職サイトを使うべきか
転職サイトには2種類ある
1つ目は、レバテックエージェントやマイナビのように面接を通してその人の希望などをヒアリングし、それに見合った会社などを紹介してくれる転職サイトです。
2つ目は、TypeやGreen、indeedのように面接を行わず、一覧の中から自分に見合った会社を自分で探す転職サイトです。
私は圧倒的に後者の自分で会社を見つける転職サイトを推します。
めんどくさがりな人ほど転職先は自分で探すべき
レバテックさんやマイナビさんは、会社探しも勝手にしてくれますし、面接日程の管理もしてくれます。
エントリーシートの提出もしてくれます。それだけ聞けばとてもありがたいですが、全く希望と違う会社を受けさせられたり、とにかく数多くの会社の面接を受けさせられます。おそらく向こう側にもノルマなどがあるのではないかなぁ〜と思ったり…また、自分の求めている企業はどのようなところか?などのヒアリングするための面談一回分が面倒ですし、担当の方もそこまでITに詳しいわけではないので、自分で探した方が圧倒的に求めている企業を見つけやすいかと思います。
意外と転職先を探す感覚は、出会い系サイトで好みの女性を探す感覚に類似していて私は楽しかったです!
参考までに、いかが私の転職に使ったサイトになります。
- https://www.green-japan.com【エンジニア向け転職サイトGreen】
- https://type.jp【エンジニア向け転職サイトType】
4.まとめ
転職を考えてらっしゃる方は是非一度トライしてみていただきたいです。
環境が一新される恐怖や、メールのやりとりなどの手間は発生しますが、意外と楽しいものでした。
様々な企業さんとの面談ややりとりを通して、多くのことを知ることで勉強にもなります。
ですが、自分がなぜ転職をするのか?将来どうなりたいのか?次の職場で何をしたいのか?についてはしっかり固めてから転職されることをお勧めします。転職後に「あっ…やっぱり違うかも…」とならないように…
この記事が転職を考えているけど、なかなか踏み出せないと言った方のお力になれると嬉しいです。
お付き合いありがとうございました。