[AWS]AWSソリューションアーキテクトアソシエイト出題試験範囲 第2回 〜Operation/S3〜
1 min readこんばんは!!
それでは、S3のソリューションアーキテクトアソシエイトの範囲についてのアウトプット第二回をやっていきたいと思います!
- S3のストレージクラスについて
- 利用コストについて
- ライフサイクルポリシーについて
- まとめ
1.S3のストレージクラスについて
- S3 Standard(標準) 多目的での利用
1.元から複数AZ(アベイラビリティーゾーン)に冗長化されているため、可用性が99.9%
2.頻繁に利用するデータを大量に保存するのに向いている
3.アクセス頻度の高いデータ向けに高い耐久性、可用性、パフォーマンスを持っている
4.低レイテンシー(データ転送の遅延時間)と高スループット(優れた処理能力)
5.耐久性 99.999999999% (イレブンナイン)
外部に配信を行う際や、データ分析など、利用用途が多いのが特徴 - S3 Standard-IA データ保存用
※IAは低頻度アクセスという意味を表している。
1.one zone-IAよりも高いけど、standardより安い
2.データ取得が早く、マスターデータなど大切なものを保管するもの
3.複数AZで冗長化がなされているため、可用性が99.9%
長期保存、バックアップ、災害対策ファイルのデータストアとして利用される。 - S3 One Zone-IA データ保存用
※IAは低頻度アクセスという意味を表している。
1.AZが一つしか使われていないため、冗長化されておらず可用性が99.5%
2.冗長化がされていないため、上記2つと比べてコストを 20% 削減できる。
3.冗長化を必要としない人向け。(オンプレ環境に別でストレージがあるなど) - S3 Glacier アーカイブ用
1.安価なアーカイブ用ストレージ
2.データの取り出しに時間がかかってしまう。※3〜5時間
迅速取り出しモードは2〜5分で取り出せるが、課金しなくてはいけない。
3.ライフサイクルポリシーで指定して使うことが多い - S3 Glacier DeepArchive アーカイブ用
1.Glacierよりもさらに安い!! ※オブジェクトストレージ内で一番安い
2.一年に1〜2回のアクセス頻度が目安のデータ保存に使用
3.ライフサイクルポリシーで指定して使いことが多い - Intelligent-Tiering
「Standard」と「Standard-IA」を組み合わせたイメージ。
というのも、ファイルが2種類あり、低頻度用と高頻度用で分けられている。
ファイルを入れたタイミングでは、高頻度用の方に入るが、アクセス頻度が低いと
自動で低頻度用に移行されるため、アクセス頻度がわからないものを低コストで使用したい場合に最適。
2.利用コストについて
※※はじめに注意して欲しいのは、AWSのサービスはリージョンによって価格が異なる場合があります!!※※
他のストレージと比較すると…
EFS > EBSの汎用ストレージ > S3
※EC2にくっついているインスタンスストアは0円
リージョン/リージョン毎に価格が違う
データ容量/データ容量と保存容量に応じての料金
ただし、IAやInteligentは一度使用したら、最低30日分
データ /データに対するリクエストに応じた料金
データの取得量に応じた料金
データ転送/インターネットからのデータ転送 out
S3からAWS内のデータ転送 out
S3は使えば使うほど安くなる(アクセス頻度が多ければ多いほどGB単位が安くなる)
3.ライフサイクルポリシーについて
ライフサイクルポリシーとは、移行アクションと有効期限(失効)アクションに別れてます。
期限を超過することがトリガーとなり、上記のアクションが発動されます。
移行アクション
⇨データのアクセス頻度に応じて、ストレージクラスを変更するアクション。
場合によっては、移行先として指定できないストレージも存在する。
例えば、Glacierからstandardに対して移行アクションは設定ができない。
有効期限(失効)アクション
⇨指定された期限を超えた、オブジェクトをS3から削除するアクション。
4.まとめ
今回のまとめは、・S3のストレージクラスは全部で6種類あること。
「S3 Standard」「S3 Standard-IA」「S3 One Zone-IA」
「S3 Glacier」「S3 Glacier DeepArchive」「Intelligent-Tiering」
・利用コストは、データのインにはかからないが、アウトにはお金がかかること。
他のストレージと比較すると最も値段が安く、使えば使うほど値段が割引されていく。
・バージョニング管理には、移行アクションと失効アクションがある
移行アクションは、データのアクセス頻度によって、ストレージクラスが変わる。
失効アクションは、期限を超過したオブジェクトをS3から削除する。